TP抗原
◎梅毒Tp(Treponema pallidum) 用のリコンビナント抗原をカイコが産生します
◎臨床検査の梅毒Tp検査試薬の原料となる梅毒抗原タンパクTp15-17,Tp47を効率よく産生し、ウサギを使う必要がありません。
Rimcoの梅毒(Tp)原料用組換え抗原製品リスト
Item | Conc. | purity | ELISA | IC | FCM | WB |
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Tp15-17 | 2mg/mL | Ca.85%≧ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Tp-47 | 2mg/mL | Ca.85%≧ | ○ | ○ | ○ | ○ |
カイコで作ることの優位性
カイコ絹糸の可溶性タンパク質層に抗原が発現する為、抽出が容易で、性能も天然物と比較して遜色ありません
生産に必要なコスト(スペース、飼料、管理費)も、他の生物と比べ、はるかに低コストです
成長サイクルも早い為、飼育効率が良く、飼育スペースもとらない為、生産量を柔軟に拡張する事が可能です
抗原の生産にカイコを使用する事により、従来使用されていたウサギ(哺乳類)を犠牲にすることがなくなり、動物福祉の観点からも貢献します